ファイナル王手のソフトバンク・藤本監督“3戦連発”の柳田称える「いいところで打ってくれる」
「パCSファーストS・第1戦、ソフトバンク5-3西武」(8日、ペイペイドーム)
エースが好投して、主砲が豪快に打つ。ソフトバンクが先勝して、ファイナルステージ進出に王手をかけた。
藤本監督がキーマンとして挙げていた柳田が三回、1点を先制した後にとどめの3ランを右中間ホームランテラスに放った。「レギュラーシーズンの最後2つから続けて、3試合連発ですか。いいところでしっかり打ってくれる。特に、先取点を取ることを目標にしているので」と頷いた。
千賀の好投も称えた。今後ファイナルに進めば中5日での登板も予測される中、指揮官は100球前後での交代も考えた。7回までに95球。しかし、千賀の方から続投を志願し、もう1イニングを投げ抜いた。8回11奪三振3失点で勝利投手。千賀は「チームが勝つことだけを考えた」と振り返った。
2戦先勝の超短期決戦。藤本監督は「2つで決めたい。明日も全員で頑張ります」と総力戦を誓った。