DeNA・藤田 スタメン起用で躍動も「短期決戦は勝たないと意味がない」

 4回、佐藤輝のゴロを好捕し一塁へ送球する藤田(撮影・西岡正)
 4回、佐藤輝のゴロを好捕した藤田(撮影・西岡正)
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 「セCSファーストS・第1戦、DeNA0-2阪神」(8日、横浜スタジアム)

 DeNAのベテラン・藤田一也内野手(40)がスタメン起用に攻守で躍動だ。

 この日は「6番・三塁」でスタメン出場。「やってやるぞという気持ちだった」と両チーム無得点の四回1死、阪神・佐藤輝が三遊間へ放った痛烈なゴロをダイビングキャッチし、すぐさま一塁へ送球してアウトにする好守を見せた。

 さらに、直後の五回は先頭打者で、阪神先発・青柳から一塁への内野安打を放って出塁した。

 藤田はレギュラーシーズンでのスタメンも4月16日・ヤクルト戦(神宮)に「7番・二塁」で出場した1試合のみ。この日は阪神・先発が青柳との相性を考慮して宮崎がベンチスタートとなり、DeNA復帰後では2試合目のスタメン出場が巡ってきた。

 楽天時代には13年に日本一を経験しているベテランも、DeNAでは初のCS出場。チームは初戦に惜敗し、「短期決戦は勝たないと意味がない。本当に勝ちたかった」と悔しさをにじませていた。

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