西武が終戦 2連敗でCSファーストS敗退 今井が柳田の満弾に沈む
「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク8-2西武」(9日、ペイペイドーム)
西武は投打ともに振るわず、ソフトバンクに完敗。これで連敗となり、CSファーストS敗退が決まった。
試合後、辻発彦監督は「短期決戦で昨日と今日と3点、4点(先制点)はあまりに大きかった。先取点が欲しかった。先に点を取れなかったことが一番悔いが残る」と振り返った。
この日も、ピッチャーが踏ん張り切れず、追いかける展開だった。先発の今井達也投手は0-0の三回、四死球で2死満塁のピンチを背負うと、柳田に痛恨の満塁弾を被弾。4点を先制され、完全に主導権を握られた。
一方の打線は、レギュラーシーズンでノーヒットノーランを食らった東浜相手に、5回まで1得点と攻略ならず。その後は細かい継投に抑え込まれ、九回に山川のソロで1点を返すのがやっとだった。
終盤には、4番手の増田達至投手が、決定的な追加点を許し、万事休す。敵地福岡で連敗となり、今シーズンを終えた。