西武が終戦 2連敗でCSファーストS敗退 今井が柳田の満弾に沈む

 3回、周東を二ゴロに打ち取るも併殺打とはならず、思わず舌を出す今井(撮影・北村雅宏)
 9回、ソロを放つ山川(撮影・北村雅宏)
 8回、空振り三振に倒れベンチに戻る代打・中村(60)とベンチで険しい表情の辻監督(左から2人目)=撮影・北村雅宏
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 「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク8-2西武」(9日、ペイペイドーム)

 西武は投打ともに振るわず、ソフトバンクに完敗。これで連敗となり、CSファーストS敗退が決まった。

 試合後、辻発彦監督は「短期決戦で昨日と今日と3点、4点(先制点)はあまりに大きかった。先取点が欲しかった。先に点を取れなかったことが一番悔いが残る」と振り返った。

 この日も、ピッチャーが踏ん張り切れず、追いかける展開だった。先発の今井達也投手は0-0の三回、四死球で2死満塁のピンチを背負うと、柳田に痛恨の満塁弾を被弾。4点を先制され、完全に主導権を握られた。

 一方の打線は、レギュラーシーズンでノーヒットノーランを食らった東浜相手に、5回まで1得点と攻略ならず。その後は細かい継投に抑え込まれ、九回に山川のソロで1点を返すのがやっとだった。

 終盤には、4番手の増田達至投手が、決定的な追加点を許し、万事休す。敵地福岡で連敗となり、今シーズンを終えた。

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