中日秋季練習スタート 6年ぶり最下位から逆襲へしっかり走る!
中日の秋季練習が10日、名古屋市内のナゴヤ球場でスタート。立浪和義監督(53)は「走り」を重視したメニューを軸に強化していくことを明かした。
最高気温26度。初夏に逆戻りしたかのような陽気の中、選手たちが次々と苦悶(くもん)の表情を浮かべた。全体アップ後に用意されたメニューは100メートルの往復走12本。20歳になったばかりの高橋宏から30代の木下、岡田、加藤翔、田島まで秋季練習参加者全員に課せられた。
見守った立浪監督は「今年は投手、野手ともに走ることをしっかりやろうと。本格的にやればまた違ったものにつながっていく。継続してやってもらいたい」と意図を説明。6年ぶり最下位から逆襲への1歩目は土台作り。徹底した下半身強化で、ペナントレースを乗り切れる強い選手を作り出す。