ソフトバンク 愛知・誉高イヒネ1位指名へ 永井本部長が公表
ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長(47)が10日、オンラインで取材に応じ、20日のドラフト会議で愛知・誉高のイヒネ・イツア内野手(18)を1位指名することを公表した。
ナイジェリア人の両親を持つイヒネは、184センチ、82キロで右投げ左打ちの大型ショート。今夏は愛知大会3回戦で敗退したが、高校通算18本塁打の打撃面も注目を集めた。
永井本部長は「シンプルにスカウトの評価が一番高い選手だった。大型のショートで将来的にレギュラーになれるポテンシャルがある」と説明。また、「打撃は柳田に似たような感じ。大きいスイングワークで遠くに飛ばす力もある。ワクワクさせる素材」と評した。
ソフトバンクが事前にドラフト1位を公表するのは2020年の近大・佐藤輝(現阪神)、21年のノースアジア大明桜・風間(現ソフトバンク)に続いて3年連続となる。競合の場合は、藤本監督がくじを引く予定だ。
◆イヒネ・イツア 2004年9月2日生まれ、18歳。愛知県名古屋市出身。184センチ、82キロ、右投げ左打ち。中根小時代に瑞穂イーグルスで野球を始め、萩山中では東山クラブに所属し、2年時に春季、夏季の全国大会準優勝。誉では1年からベンチ入り。今夏の愛知大会は3回戦敗退。高校通算18本塁打。50メートル6秒2。遠投110メートル。