西武、早大・蛭間の1位指名公表 左打ち強打者、外野手

 西武は11日、早大の蛭間拓哉外野手を20日のドラフト会議で1位指名すると公表した。左打ちの強打者で埼玉・浦和学院高時代から注目されており、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は「走攻守がそろっている。打撃は広角に打てて高いレベルを持っている」と評価した。

 チームは今季、外野の3ポジションを固定できなかった。即戦力を求め「ウイークポイントに当てはまる。非常にポテンシャルが高くアマチュアから入っても競争できる」と説明した。西武は昨年のドラフト会議で1位指名に4球団が競合した隅田知一郎投手(西日本工大)に対して唯一、指名を事前に公表して抽選で引き当てている。

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