楽天、秋季練習スタート 「フィジカル強化」意識

 楽天は11日、楽天生命パーク宮城で20代の10選手が参加して秋季練習をスタートした。石井一久監督は今季パ・リーグ4位からの巻き返しを期し「フィジカルの小さなずれからメカニックが崩れることもある。最初にフィジカルを強化し、みんなの選手生活に生きる土台づくりを意識してやってください」と訓示した。

 辰己涼介外野手はティー打撃などに励んだ。昨季まで入団から3年連続で打率が2割2分台だったが、今季はリーグ8位の2割7分1厘と確実性が向上し「もう一段上の安定を求め、打撃を見つめ直してやっていきたい」と表情を引き締めた。

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