中日・立浪監督が大島オーナーにシーズン終了の報告

 中日・立浪和義監督が11日、名古屋市内で大島宇一郎オーナーにシーズン終了の報告を行った。就任1年目の今季は66勝75敗2分けで2016年以来6年ぶりの最下位に終わった。大島オーナーの談話は以下の通り。

 「立浪監督1年目のシーズンが終わりました。序盤は粘り強い戦いぶりで上位に食い込んでいましたが、シーズン中盤に新型コロナ感染者が続出し、主軸に故障者が出始めてからは成績が下降し、非常に苦しいシーズンだったと思います。最下位という結果はしっかりと受け止め、チーム全体が奮起しなければなりません。投打ともに若手が結果を出しており、来期以降に期待が持てる材料はあります。各選手はオフの期間に個の力を伸ばしつつ、立浪監督には大局的な立場で全体を束ね、巻き返しに向けてチームを強く、大きく育てていってほしいと思います」

 立浪監督は9月25日の本拠地最終戦となった巨人戦後のセレモニーでファンに向けて「大きくみなさんの期待を裏切る結果になりました。選手をうまく機能させてあげることができなかったことを反省しております。秋からもう一回出直します。必死になって秋のキャンプを頑張ってきます」などと話し、頭を下げていた。

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