立大・山田 即戦力右の大砲 大学日本代表主将 大阪桐蔭・根尾らと春夏連覇メンバー

 20日のドラフト会議まで10日を切った。22年度ドラフトの中で要注目の候補を2回にわたって紹介する。第1回は大学生編。野手では立大・山田健太内野手(4年・大阪桐蔭)など、即戦力になりえる選手に注目が集まる。

  ◇  ◇

 今夏の大学日本代表で主将を務めた立大・山田は右投げ右打ちの長距離砲。経験値が高く、勝負強さはピカイチだ。

 大阪桐蔭では3年時に中日・根尾、ロッテ・藤原らとともに甲子園春夏連覇を達成。立大では1年春からリーグ戦に出場し、同秋は一塁手で、2年秋は二塁手でベストナインを獲得した。現在はリーグ現役トップの通算84安打を誇るなど、実績は申し分ない。

 大学最後のリーグ戦を迎え「今までの経験を生かして、特に打撃は勝負強い打者になりたい」と飛躍を誓っていた。宣言通り、今秋リーグではここまで2本塁打を放つなど、持ち前の長打力を武器に打率3割をマークしている。最後までアピールを続け、必ずプロの舞台に立ってみせる。

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