巨人・大城 2日連続特守で下半身強化「だいぶきてます」

 アメリカンノックを終えて、キツそうな表情を見せる大城
 ストレッチを行う選手に視線を向ける原監督(右から2人目)
 そろってランニングを行う巨人ナイン
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 巨人の大城卓三捕手(29)が12日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習3日目に参加。下半身をいじめ抜く猛練習を自身に課し、「だいぶきてます。良い感じの(筋肉の)張りでやっています」と充実感を漂わせた。

 顔をゆがめながら、精力的に動き回った。全体で行われたダッシュ系のメニューを終えると、打撃練習を挟んで、外野でのアメリカンノックに参加。左翼ポールから中堅までを何度も往復しながら白球を追いかけ、内野では2日連続の特守も行った。

 今秋の強化ポイントは「下半身」。シーズン途中には原監督からの助言で、試合前練習でランニング量を増やして、復調した。「下半身の大事さが分かった」と大城。だからこそ「下半身を意識して秋はやっていきたい。この時期にもう一度鍛えていきたい」と決意した。

 この姿に原監督も「まだ伸びしろがあると思っている。やっぱり土台作りでしょ」と笑顔を見せた。今季は115試合に出場して13本塁打43打点、打率・266と打撃でも存在感を発揮。全てのプレーで重要な下半身を鍛え上げ、正捕手の座を確固たるものとする。

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