ソフトバンク リチャードが1軍昇格 藤本監督「勝負できる形に」
「パCSファイナルS・第2戦、オリックス-ソフトバンク」(13日、京セラドーム大阪)
ソフトバンクは13日、リチャード内野手(23)を一軍昇格させた。
右の大砲で、今季一軍公式戦では23試合出場で3本塁打を放つも打率.159と振るわなかったが、ウエスタン・リーグでは29本塁打をマークしてリーグ新記録を樹立した。また、3年連続ウエスタン本塁打王にも輝いた。
ウエスタンでもシーズン打率.232と課題を残したが、8月以降だけで20本塁打を上積みし、9月以降の打率は.288と終盤になるにつれて改善の兆しを見せていた。
また、オリックス第2戦先発の宮城に対して、7月13日の対戦で2打席連続アーチを放つなど6打数4安打と好相性を誇る。
藤本監督は前日のうちからリチャードを合流させることを明かしており、「絶好調ではないが、一軍で勝負できる形になっている」と評していた。
代わって甲斐野央投手(25)が出場選手登録を抹消された。