王者ヤクルトが貫禄の3本塁打! 村上、長岡、オスナがアーチ攻勢
「セCSファイナルS・第2戦、ヤクルト-阪神」(13日、神宮球場)
これが王者ヤクルトの貫禄なのか。主砲・村上が待望のCS1号を放ち、逆転に成功すると、四回には長岡がCS1号、五回にはオスナが2試合連発となるCS2号2ランで中押しに成功した。
試合前から降り注いだ雨の影響で、38分間の中断もあったが、ヤクルト打線は集中力を切らさなかった。1点を追う三回には主砲・村上が、藤浪の外角低めの直球を逆方向にズドン。歴史に名を刻み続けたスラッガーが、短期決戦で大きな一発を放つと、これがGO砲となった。
四回には今季からレギュラーに定着した長岡がCS1号を放ち、五回には山田が二塁打でチャンスメーク。村上は凡退したが、5番・オスナが2試合連発となるCS2号2ランで阪神を突き放した。
5回までに3本塁打を放ち、序盤に苦しんだ先発・サイスニードも1失点にまとめる粘投。投打ともに、王者の力を見せつけている。