ソフトB・藤本監督 千賀の降板は「両足が痙っていた」第6戦までもつれれば中継ぎでベンチ入りも示唆

 7回途中、降板する千賀(中央)=撮影・山口登
 スタンドのファンに手を振る千賀(撮影・坂部計介)
 先発で好投した千賀は笑顔でナインとタッチをかわす(撮影・坂部計介)
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 「パCSファイナルS・第3戦、オリックス0-3ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪)

 無失点投球ながら七回に緊急降板したソフトバンク・千賀について、藤本監督は「両足が痙っていた」と明かした。「六回が終わった時点で痙っていた。行けるところまでと言っていたけど、球威も落ちていたからね」と交代の事情について話した。

 それでも、エースが最速161キロをマークする圧巻の投球。「初回の攻撃で2点取れたのも大きかったし、相手も千賀の161(キロ)を見て戦意喪失したのもあったかな」と力投を称えた。

 ソフトバンクは崖っぷちからのCSファイナル初勝利で1勝3敗とした。藤本監督は「1つ勝ったけど、1つ負ければ今シーズンは終わりやからね。そんな気持ちでみんないい開き直りで出来ているんやないかな。負けたら終わりでもベンチは案外元気があるしね。若い選手も声を出してくれている」と話し、最終第6戦までもつれた場合は千賀を中継ぎでベンチ入りさせる可能性も示唆した。

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