巨人・デーブ大久保氏が秋季練習視察 原監督と3時間超え意見交換 育成の保科に西武・森を重ねる

 原監督(右)とネット裏で紅白戦を視察する大久保新打撃チーフコーチ(撮影・佐藤厚)
 阿部ヘッドコーチ(左)と話す大久保新打撃チーフコーチ(撮影・佐藤厚)
 原監督(右)とネット裏で紅白戦を視察する大久保新打撃チーフコーチ(撮影・佐藤厚)
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 来季から巨人の1軍打撃チーフコーチを務める大久保博元氏(55)が15日、ジャイアンツ球場での秋季練習を視察した。原監督と共に紅白戦をバックネット裏から見つめ、3時間以上にわたって今後の指導方針などの意見を交わした。

 1995年の現役引退以来、約28年ぶりに巨人のウエアに袖を通した大久保氏。紅白戦を見ながら、熱心にメモをとり、「何をした方が監督の野球になるのか、その確認を今日はちょっとずつしていて、その中で監督から選手たちの特長、情報をもらうっていう。今日のその作業をしていました」と振り返った。

 ユーチューブなどでも発信を続けてきた同氏。今季の巨人については「打てないときにどうするのかっていうところのつながり方は、まあ負けるチームだなと。バントを平気で失敗するだとかっていうところは感じていた」という。チーム打率はリーグワーストの・242。巻き返しに向けて同氏の手腕が鍵を握る。

 紅白戦では育成外野手の保科が3安打1本塁打2打点とアピール。大久保氏は「あれが面白いね。保科。あんなファームの子は西武の森以来かな。森があんな感じだった。それになりうる選手」と、西武・森友哉の名前を出しながら、絶賛していた。

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