大商大の渡部聖弥が5号ソロ 連盟のシーズン最多本塁打記録を更新
「関西六大学野球、大商大13-1龍谷大」(16日、マイネットスタジアム皇子山)
大商大の渡部聖弥外野手(2年・広陵)が、関西六大学野球のシーズン最多本塁打を更新する5本塁打を放った。
10点リードの八回。1死走者なしで打席を迎えると、カウント2-2からの6球目、内角への直球をフルスイングした。完璧に捉えられた打球は左翼席へ到達。「打った瞬間に入ったなと思った。いままでやってきたことがよかったんだなとベースを周っていて思いました」と豪快な5号ソロでさらにリードを広げた。
1991年春の大商大・佐伯貴弘(元横浜)ら8人が持つ、シーズン最多4本塁打の連盟記録を更新する一発。「記録を越えたんですけど、まだ自分はあと2年ある。今年は5本で終わっても、3回生、4回生で塗り替えれるようなバッターになっていきたい」と意気込みを語った。これで通算本塁打も6本となり、佐伯が残した通算最多12本塁打の記録更新にも期待が集まる。