大商大・渡部 シーズン最多5発 通算本塁打記録更新にも意欲「一番取りたい」
「関西六大学野球、大商大13-1龍谷大」(16日、マイネットスタジアム皇子山)
1回戦2試合が行われ、優勝を決めている大商大が14安打13得点で快勝。プロ注目の渡部聖弥外野手(2年・広陵)が1シーズン最多となる5本塁打のリーグ新記録を樹立した。神宮大会出場を懸けた関西地区大学選手権大会(29日開幕)へ向けて、さらに状態を高めていく。
4番・渡部が八回に左翼へ5号特大弾。「打った瞬間に入ったと思った。今までやってきたことが良かったんだなとベースを回っていて思った」。91年春の大商大・佐伯貴弘(元横浜)らが持つシーズン4本塁打のリーグ記録を更新した。通算本塁打も6本となり「一番はやっぱり取りたいんで」と、佐伯が持つ12本のリーグ記録更新にも意欲を示した。