西武・熊代聖人が戦力外「ただただ感謝の気持ち」
西武は17日、熊代聖人内野手(33)に来季の契約を結ばないと通達したと発表した。
熊代は今治西から日産自動車、王子製紙を経て2010年ドラフト6位で西武に入団。ユーティリティープレーヤーとして12年間、チームに貢献してきた。今季は43試合に出場し、10打数2安打で打率・200、6得点、4犠打。
熊代は球団を通じ「プロの世界では小柄な自分が、12年もプレーさせていただいて、ただただ感謝の気持ちしかありません。自分自身、ここまで長くプレーできるとは思っていませんでした。渡辺GMが監督の時に入団し、以降たくさんチャンスを与えていただきましたが、期待に応えられなかったことの方が多かったように思います。
初めて試合に出た日のこと、優勝した日のことなどたくさんの思い出がありますが、特に印象に残っていることは、長男が誕生した2013年9月29日(西武ドーム)の千葉ロッテマリーンズ戦でサヨナラタイムリーを打ったことです。今後も野球に関わる仕事をしたいと思っています。」とコメントした。