オリックス・宗「感極まった」9・19ソフトバンク戦、延長十回の劇打がサヨナラ賞
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オリックス・宗佑磨内野手(26)が19日、「9、10月度スカパー!サヨナラ賞」を受賞し、このほど取材に応じた。
9月19日、首位・ソフトバンク戦(京セラ)の延長十回、2死満塁でサヨナラ中前打。1ゲーム差で迎えた直接対決で殊勲打を放ち、ゲーム差なしの2位とした。「絶対に負けられないという緊張感があった。あの試合で失敗もしたし、最終的に決められたのでよかったと思う」と振り返った。
サヨナラ勝ちの瞬間は「一瞬、音が全部なくなったような感覚。その後、一気に観客の歓声とか自分の叫び声とかが聞こえて、ぐちゃぐちゃでした」と興奮状態で、涙も流した。「感極まってしまいました」と充実感を漂わせた。
22日からはヤクルトと2年連続同じ顔合わせで日本シリーズが始まる。「昨年は日本一を取れなくて悔しい思いをしたので、日本一になれるようにまた頑張ります」と表情を引き締めた。