DeNA1位は大阪桐蔭・松尾が有力 補強ポイントは捕手 今季主力マスクは全て30代
DeNAは19日、横浜市内の球団事務所でスカウト会議を行い、1位指名候補を5人に絞り込んだ。進藤達哉編成本部長(52)は「(最終決定は)明日、控室に入ってからになると思います」と話した。
補強ポイントとして上がるのは捕手だ。今季、主にマスクをかぶった嶺井、戸柱、伊藤は全て30代。同編成部長は「捕手に関しては1人か2人、いい選手がいれば」と語り、大阪桐蔭・松尾は将来性も考え、1位の有力候補とみられる。
また「全体的な底上げも一つ大きなテーマ」とチーム内の競争を考え、即戦力の選手にかじを切る可能性もある。その場合は東京ガス・益田らが浮上してきそうだ。
仮に競合となった場合は昨年、小園を引き当てた三浦監督がくじ引き役を務める。指揮官は「何年もかけて足を運んで、色んな選手たちを見てきた。明日は大一番ですから」とスカウト陣の思いも込め、ドラフトに臨む。