オリックス・能見 若手投手陣に金言 神宮の「ブルペンとマウンドは全くの別物」
オリックスの能見篤史投手兼任コーチ(43)が19日、若手投手陣に金言を伝えたことを明かした。22日から敵地・神宮球場で開幕する日本シリーズ。チームが神宮で試合をするのは19年の交流戦以来、3年ぶりだ。初めてマウンドに上がる投手も多い中、経験豊富な左腕は助言を送った。
「経験上、(神宮の)ブルペンとマウンドは全くの別物。投げやすいっていう投手は今まで聞いたことがない。あとは本人たちが確認する作業になると思いますけど」
エースの山本は18年の交流戦で中継ぎ登板して以来。宮城はプロ入り後、初登板だ。「あまり言い過ぎるとパフォーマンスができないと思う」と気をつけながらも、球場の特徴や短期決戦の心得を伝えている。
選手としての準備も抜かりはない。コーチとしてもフリー打撃の打撃投手を務めるなど、貢献している。現役最終年の目標は日本一。「本当に手ごわいと思います」。セ・リーグ王者を倒すため、能見も最善を尽くす。