日本ハムが元メジャ-加藤豪将を“逆輸入”3位指名 新庄監督「足も速いし根性もある」の評価
「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)
メッツ傘下の3Aに所属する加藤豪将内野手(ごうすけ、28)が日本ハムの3位で指名された。
米国生まれで二重国籍を持つ加藤は13年のドラフトでヤンキースから2巡目で指名された。今季はブルージェイズでメジャー初昇格。その後、メッツに移籍したが、出場機会がないまま6月に40人枠から外れた。来季も指揮をとる新庄剛志監督は「ドラフトにかければ、おもしろいかなと思う。足も速いらしいし、根性もあるみたい」と話していた。
日本プロ野球の経験がなく、大リーグでプレーした選手を獲得する場合は、野球協約でドラフト会議での指名が義務付けられており、過去に3例。02年にオリックスがドラフト2位でマック鈴木(元ロイヤルズ)を指名、04年には日本ハムがドラフト4位でマイケル中村(元ブルージェイズ)、07年には大学生・社会人ドラフト1位で多田野数人(3Aサクラメント)を指名している。
◆加藤豪将(かとう・ごうすけ)1994年10月8日生まれ、米国・カルフォルニア州出身。185センチ、89キロ。右投げ左打ちの内野手。6歳で米国で野球を始め、13年にドラフト2巡目(全体66位)でヤンキース入団。メジャー通算8試合出場7打数1安打で打率・143。マイナー通算は844試合出場打率・254、本塁打55本、318打点、95盗塁をマークした。