西武2位指名 佐伯鶴城・古川雄大 ライバルは浅野「今ははるかに上の存在ですが」
3枚
「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)
西武から2位指名を受けたの古川雄大外野手(18)=佐伯鶴城=は指名の瞬間、その瞬間をかみしめるような表情を浮かべ「うれしいのひと言です」と満面の笑みを浮かべた。
186センチ、90キロと大柄ながら、50メートル走6秒0の俊足。スピードとパワーを兼ね備えた、スケールの大きな選手だ。西武の印象に「すごく強いイメージがある」と目を輝かせ、「トリプルスリーは狙っていきたい」と、松井稼頭央監督も達成した3割30本30盗塁を将来的な目標に掲げた。
会見を終えると、チームメートが待つ場所に移動。盛大な祝福を受け、学校内は大きく盛り上がった。同世代のライバルには高松商・浅野の名を挙げ「今ははるかに上の存在ですが、自分も成長していきたい。小中学生に夢を与えられるような選手になっていきたい」と初々しい表情で意気込みを語った。