新庄日本ハム 超隠し球の正体は「フィジカルモンスター」米大学で投手も今年野手転向

 日本ハムが育成3位で指名した山口アタル(球団提供)
 ドラフト会議に臨む新庄監督(代表撮影)
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 「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)

 新庄日本ハムが“隠し球”を指名。育成ドラフト3位で、テキサス大学タイラー高校出身(中退)の山口アタル選手(23)を指名。一切情報漏れせずに交渉権を獲得した。

 球団の選手紹介によると、山口はカナダ・バンクーバー出身の23歳で179センチ、89キロ。大学時はアメリカで投手としてプレーし、今年から外野手に転向した。走攻守に高い能力を持つ「フィジカルモンスター」。特に力強い打力が魅力で、迫力あるスイングから繰り出される打球は「目を見張るものがある」という。

 今ドラフトでは3位で加藤豪将内野手を指名。山口はカナダ出身で、驚きの“逆輸入”2選手目となった。

 ネットも「山口アタル」でざわつき、「誰だ?」「さすが新庄監督」などの声が寄せられたが、球団は「粗削りな素材として、今後の更なる成長が期待される」とした。

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