ソフトバンク1位イヒネ 素材型のポスト今宮「一番の目標は柳田選手」
「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)
ソフトバンクから1位指名を受けたイヒネ・イツア内野手(18)=誉=はクールに抱負を口にした。
「ソフトバンクは育成ドラフトからでもたくさんの方が活躍しているのが、他の球団にはない強み。1位でも2位でも努力していくことに変わりはありません」
事前に球団が公表していたが、単独指名が確定すると、ようやく「安堵(あんど)した」と表情を緩めた。
高校通算18本塁打の左打者。昨年6月に外野から遊撃へコンバートしたばかりのイヒネは明らかに素材型だ。
「一番の目標は柳田選手。肩の強さ、足の速さ。走攻守、全てに自信がある」という大型遊撃手。来季から4軍制を導入する日本一の環境で、ポスト今宮としての育成がスタートする。
◆イヒネ・イツア 2004年9月2日生まれ。18歳。愛知県名古屋市出身。184センチ、82キロ。右投げ左打ち。中根小時代に瑞穂イーグルスで野球を始め、萩山中では東山クラブに所属し、2年時に春季、夏季の全国大会準優勝。誉では1年からベンチ入り。今夏の愛知大会は3回戦敗退。高校通算18本塁打。50メートル6秒2。遠投110メートル。