巨人 梶谷ら11選手自由契約に 全選手に育成契約打診へ
巨人は23日、梶谷隆幸外野手(34)ら11選手に、自由契約とすることを通達したと発表した。全選手に育成再契約を打診するとみられる。
梶谷は、DeNAからFA移籍1年目の21年10月に、腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。今年5月に今度は左膝内側半月板縫合手術をした。その影響もあって今季は1軍出場がなかった。FAで加入した選手が、移籍先で育成選手となるのは極めて異例の事態だ。
巨人では昨年11月15日に、大量12選手の自由契約を発表した。この日、自由契約になったのは今年9月に左肘の手術をした左腕・高橋、同11月に右肘の手術をする右腕・平内ら今シーズンの戦力になった選手も含まれる。多くの選手が育成で再契約を結べば、支配下登録の選手が減ることもあり、チーム内の競争は激化しそうだ。