日本ハム・新庄監督 岡田監督とは「俺たちの仲」トレード活性化で一致
日本ハムの新庄剛志監督(50)が23日、阪神・岡田彰布監督(64)との2チーム間トレード活性化計画を明かした。フェニックス・リーグ視察中の指揮官は、自チームの試合ではなく阪神-ロッテ戦を視察。試合後に20日のドラフト会議後に岡田監督と“会談”したことを明かした。
「俺たちの仲なんで、みたいな。(トレードは)どんどん、どんどん動きましょうと」
積極的にトレードを実行するという考えで両者の意見が一致した。両チーム間では2対2のトレードが実現したばかり。「『江越君、斎藤君。ありがとうございました』って言ったら、『ワシは知らんぞ』って言ってましたね」というやり取りがあったことを明かす。
日頃から岡田語録に耳を傾けてきた。「岡田さんの野球って大好きなんで。考え方とか解説を聞いて、“あーなるほどな”と思うことが多い。それをインプットしてシーズン中にやることもあったし、やらないこともあったし」と振り返る。
現役時代は同じ時期に縦じまのユニホームに袖を通した。「僕が1軍に上がって、(岡田監督と)入れ替えの時期だったんですよ。あんまりいい風には思われてないかなあ」と苦笑い。かつてのベテランと若手も、今や“俺たちの仲”。タッグを組んで両チームを活性化させる。