オリックス・山本由伸 史上6人目の2年連続沢村賞「もっともっと野球と向き合いたい」
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オリックスの山本由伸投手(24)が24日、2年連続で「沢村賞」に選出された。プロ野球創設期の名投手、沢村栄治を記念した同賞。山本は「2年連続で選んでいただいて、素直にうれしく思います」と話した。
今季は史上初の2年連続で投手4冠を達成。26試合に登板し、15勝5敗で防御率1・68。205奪三振に4完投2完封、ノーヒットノーランも成し遂げた。
好成績を残せる要因については「一日一日を大切にして、真剣に練習、調整をして、毎試合必死に投げた結果だと思います」と分析した。
今後に向けては「より高みを目指して、もっといいピッチャーになるために、もっともっと野球と向き合いたいと思います」と意気込んだ。
22日の日本シリーズ・第1戦では、五回途中に左脇腹をつったような感覚を訴え、緊急降板している。
2年連続の沢村賞受賞は95、96年の斎藤雅樹、17、18年の菅野智之らに次ぎ、プロ野球史上6人目の快挙。また、球団では14年の金子千尋、昨年の山本が受賞している。