ヤクルト、王手目前で暗転 守護神マクガフが痛恨被弾 2勝2敗1分けのタイに
「日本シリーズ・第5戦、オリックス6-4ヤクルト」(27日、京セラドーム大阪)
ヤクルトは王手目前で暗転。九回、逆転サヨナラ負けで対戦成績を2勝2敗1分けのタイとされた。
いい流れではあった。絶好調男の一打で先陣を切った。初回、2死一、二塁で、オスナが中前適時打。先制打で流れを引き寄せ、白い歯をのぞかせた。
1点リードの二回には、1死でサンタナ。142キロの直球を捉え、打った瞬間確信の一発。左中間へのソロとし、貴重な追加点を奪った。
1点ビハインドで迎えた六回2死二塁では、長岡が右前適時打を放ち同点。2死一、二塁では、青木がこの日3安打目となる右翼線への適時二塁打を記録し勝ち越しに成功した。
投げては先発したドラフト1位ルーキーの山下が、5回7安打3失点。三回までは無失点に抑える粘りの投球を披露した。その後は石山が1回、清水が回またぎで2回を無失点に抑えていたが、守護神マクガフが誤算。九回、自身の悪送球で同点に追いつかれると、オリックス吉田正にサヨナラ2ランを被弾した。