DeNAドラ5“橋本理論”で新人王だ 頭脳派データ分析生かす

 DeNAからドラフト5位指名された慶大・橋本達弥投手(22)が28日、横浜市の同大野球部グラウンドで進藤編成部長らから指名あいさつを受けた。

 兵庫県の進学校として有名な長田高出身の橋本は頭脳派だ。「機械をいじるとか、パソコンを触るとかが好き。飛行機をつくるとか建築の方に進みたいと思っていました」。進学時は筑波大の理系を目指したが、AO入試で慶大に進学。野球部の仲間にプログラミングの課題などを教えたりしたという。

 投球にも役立てており、ボールの回転軸や回転量をチェックしながら練習。「40試合投げて新人王をとりたい。(動作解析を)有効活用しプロ仕様に変えたい」。得意のデータ分析を生かしての活躍を誓った。

 ◆橋本 達弥(はしもと・たつや)2000年7月18日生まれ、22歳。兵庫県出身。181センチ、84キロ。右投げ右打ち。投手。長田から慶大に進み、3年春秋は守護神としてリーグ連覇に貢献。大学選手権で胴上げ投手。最速152キロの直球とフォークが武器。22年度ドラフトでDeNAから5位指名。

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