DeNA・山崎康晃 高校の先輩・杉谷の引退に「“帝京魂”を持って頑張っていきたい」
DeNA・山崎康晃投手(30)が29日、神奈川県横須賀市の球団施設DOCKでの「秋季トレーニング先行期間」に参加し、汗を流した。28日に引退会見を行った、高校の先輩・杉谷について話した。
山崎と杉谷は帝京高校の先輩、後輩関係の間柄。杉谷が3年生、山崎が1年生で「(杉谷は)グラウンドでは非常に厳しかった先輩ですし、勝負に徹するという部分を僕も感じていました。グラウンドを出るとムードメーカーというか、非常に楽しい先輩でしたね」と、当時を思い返した。
昨日、報道が出た際には「ビックリした部分もありました」と山崎。だが、引退会見の映像を見て「非常に笑顔あふれる会見で、やっぱりあれだけの注目を集めて、世間から惜しまれる選手、なかなかなりたくてもなれないと思うので」と引退を惜しんだ。
山崎は今朝、自身のツイッターで写真とともに杉谷の引退についてツイート。山崎は「あいさつの連絡もせずにああいうツイートをしたので」と話すも「でも杉谷さんならメッセージを受け取ってくれるかなと思いながら」と笑顔を見せた。また、杉谷から高校時代にもらった古典のノートを見ながら「サインとか書いていないかな」と振り返っていると、一言「『頑張る』って書いてあって、よく分からないなーって思いながら」と笑いを誘った。
だが山崎にとって杉谷は大きな存在だった。「北海道に行ったら元気にあいさつをしてくれたり、プロ野球で助かる存在というか、頼れる先輩でもあったのでそこは惜しいですけど、その分まだまだ“帝京魂”を持って頑張っていきたいなと思います」と決意を口にした。