清原和博氏「ホームラン打ちます」と“予告” 阪神で期待する若手選手も告白
西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏が29日、阪神・川藤幸三OB会長のYouTubeチャンネル「川藤部屋」に登場。「ホームラン打ちますよ、忘れたころに」と“予告”した。
番組では、清原氏が川藤氏と幼少時代から半生を振り返る企画。少年時代からプロでの話などを語り尽くし、最後に川藤氏が今後について言及。「こっから先やないかい。清原言うたら野球やねん。野球言うたら清原やないかい。だから常にグラウンドに行こう」と呼びかけた。
この言葉に「犬の世話があるんで…」と笑わせながらも、次第に野球に対する熱い思いを吐露。「原さんにも挨拶したいし、タツ(立浪監督)にも挨拶したい」と語りはじめ、「(中日の)岡林くんなんて、長男と一緒ですからね。20歳でしょ」と、コロナ制限が解除された未来を描く。
その上で「立浪監督があそこまで苦労する…選手のジェネレーションギャップを感じてみたいですよ、生で」と前向きに話し、「立浪監督のおかげでお仕事いただいて、球場に行く機会が増えたんですけど。やっぱり球場はいいなというのはすごく感じましたし、欲も出させてもらったので」と意欲を見せた。
川藤氏からは再度、「とにかくグラウンドに出る。そのことを腹の中に刻み込んでこんでやね」と念押しされると、「もうちょっと腹をへこませます」と笑顔で返す。さらに「もう、ホームランは打たんでええからな」と笑う川藤氏に、清原氏は「いや、打ちますよ。忘れたころに。こうやって打つんやって。誰に教えようかな…誰かに教えます。意外な人に」と話した。
また、阪神で期待する選手には井上広大外野手の名前を挙げ「彼が1年目のオープン戦で、真っすぐを左中間に打つ姿を見た」と絶賛。「僕にはできなかったですから。プロのピッチャーに力負けした。レフト線にも打っていたんですよ。すごいなと思った。ああいう大山君を脅かす存在が出てきて欲しいです」と台頭を期待した。