大阪桐蔭 春夏通算26度目の甲子園出場に当確 注目1年生・ラマルが今大会初4番起用で猛打賞躍動
「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、大阪桐蔭9-4彦根総合」(30日、紀三井寺公園野球場)
大阪桐蔭が、4強入りを決めて春夏通算26度目となる甲子園出場に当確ランプをともした。ラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(1年)が今大会初の「4番・三塁」で出場し、先制適時二塁打を含む6打数3安打1打点と活躍。主将でエース左腕・前田悠伍投手(2年)は9回を投げて7安打4失点で投げ切った。
初回2死三塁の好機を作ると、ラマルが打席へ。左腕が投じた初球、内角よりの速球を捉えると左翼線へ運び、先制の適時二塁打とした。
投げては前田が奮闘。初回、2者の押し出しを含む3連続四球と制球に苦しんだが、その後は修正。粘り強い投球で試合を作り、流れを渡さなかった。