「日本シリーズ・第７戦、ヤクルト４－５オリックス」（３０日、神宮球場）

　オリックスがヤクルトを破って日本シリーズを制し、２６年ぶり５度目の日本一に輝いた。ツイッターでは「比嘉さん」がトレンド入りした。

　「比嘉さん」とはオリックス・比嘉幹貴投手のこと。右横手投げのベテラン右腕は、山崎颯がオスナの３ランを浴びて、１点差に迫られた八回１死から登板。まず中村を空振り三振に仕留めた。一発のあるサンタナには全９球を外角へ集め、投ゴロに打ち取り、神宮のヤクルトファンにため息をつかせた。

　今シリーズでは５試合に登板して１安打しか許さず無失点。好救援で何度もチームを救った。ツイッターでは「比嘉さんのコントロールよ　これはＭＶＰよ」「ほんとにＭＶＰ級の活躍だったと思う」「今シリーズの比嘉さんの活躍エグい。オリが誇る３９歳のベテラン」「“火消しの比嘉さん”はもう世界トレンドやろ」と称賛の声が相次いだ。