DeNA育成1位・上甲 四国ILpからの挑戦へ「一日でも早く支配下を」
DeNAの育成ドラフト1位・上甲凌大捕手(21)=四国ILp愛媛=が松山市内で1日、河原スカウティングディレクターと担当の吉見スカウトから指名あいさつを受けた。約30分の会談を終え、上甲は「やっと実感が湧いてきた」と、安どの笑顔を見せた。
目指すは「打てる捕手」。昨年11月の都市対抗で2打席連続本塁打を放ち、一躍注目を浴びた。今季四国ILpでは打率・261、3本塁打、21打点と、納得のいく成績を残せなかったが、吉見スカウトは「一番の魅力は打てる、バットを振れること」と、打撃力を評価する。
まずは支配下登録だ。四国ILp愛媛の弓岡監督からは「最初が肝心。最初に目立てば首脳陣はすぐに使いたくなるもの」と、ゲキを飛ばされた。「一日でも早く支配下を勝ち取って、1軍の大舞台で活躍したい」と上甲。強い決意でプロの世界に飛び込む。