戦力外通告期間が終了 計110人 G山口俊、D平田、鷹松田ら移籍先は見つかるか
プロ野球は1日に戦力外通告期間が終了となり、今オフは12球団で計110人(自由契約通達選手をのぞく)が通達を受けた。
主な選手では巨人・山口俊投手、中日・平田良介外野手、ソフトバンクで通算301本塁打の松田宣浩外野手ら。各選手ともに現役続行を希望しており、すでに松田については巨人が獲得に向けた調査を行っていることが判明している。
山口、平田の移籍先は見つかるか。デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「ふたりに共通しているのは、このままでは悔いが残るということ。けがや病が回復し、『まだやれる』という思いが強いのだろう。山口についてはタフで先発も中継ぎもできる。平田も右にも一発があるし、守備力もある。編成担当が見ていて、トライアウトを受けなくても実力は分かっている。戦力として、本当に欲しい球団があれば手を挙げるだろう」と話す。
他に、巨人では井納翔一投手や15年度ドラフト1位・桜井俊貴投手、DeNA・倉本寿彦内野手、広島・安部友裕内野手、オリックス・増井浩俊投手ら実績豊富な選手が現役続行を希望している。新たな移籍先との交渉、契約はトライアウト後に解禁。今後の動向に注目が集まる。