楽天 MLB通算130発のフランコ内野手を獲得調査 右の大砲候補
楽天が来季の新外国人として、今季は米大リーグのナショナルズに所属したマイケル・フランコ内野手(30)の獲得調査を進めていることが1日、分かった。
フランコは2014年にフィリーズでメジャーデビュー。16年にはキャリアハイとなる25本塁打を放ち、同年から3年連続で20本塁打以上を記録した。メジャー通算130発を誇る右の大砲だ。
チームの補強ポイントと合致する。楽天はリーグ2位の27本塁打、同3位の86打点を挙げた浅村以外は主力に左打者が多い。オープン戦で結果を残した和田や、シーズン途中にDeNAからトレードで獲得した伊藤らは戦力になれず。右の強打者獲得が急務となっていた。
また、来日1年目は左手首の骨折などもあり、21試合の出場にとどまったクリス・ギッテンス内野手(28)は来季も残留する方向であることも明らかになった。13年以来10年ぶりのリーグ優勝と日本一へ、着々と戦力を整えていく。
◆マイケル・フランコ(Maikel Franco) 1992年8月26日生まれ、30歳。ドミニカ共和国出身。右投げ右打ち。内野手。2010年にフィリーズと契約。14年9月にメジャーデビュー。16年から3年連続20本塁打。20年はロイヤルズ、21年はオリオールズでプレー。22年はナショナルズで103試合で打率・229、9本塁打、39打点。MLB通算923試合で打率・244、130本塁打、467打点。