日本ハム キューバU23W杯代表投手・トラビエソジュニアの入団テスト実施
日本ハムは2日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムでキューバ出身で日本海オセアンリーグ・石川のマルロン・ベガ・トラビエソジュニア投手(20)の入団テストを行った。
新庄監督らが見守る中、阪口、有薗の2人と交互に計10打席対戦し、打たれたヒット性の当たりは3本。阪口との1度目の対戦では直球でバットをへし折るなど力強い投球を見せた。自己最速は153キロだが、この日の最速は137キロだった。
母国のキューバリーグで昨季は新人王、今季はMVPのタイトルを獲得。10月中旬に台湾で行われたU23W杯では代表メンバー入りした経歴を持つ。「まだ20歳。ここからどうなるかも含めて検討する」と稲葉GM。テストを終えた右腕は「ファイターズのユニホームの色が気に入った。来年は入れるようにもっと頑張りたい」と入団を切望した。