DeNA・嶺井 国内FA権行使 ソフトバンクがラブコール「補強ポイントに合致」

 DeNAは3日、嶺井博希捕手(31)が今季取得した国内FA権を行使すると発表した。この日、球団に申請書類を提出した。嶺井は球団を通じて「今後の人生を考えた上で、今回FA権を行使させていただきました。今後どのような形になろうと、自分の決断に後悔がないようにしていきたいと思います」とコメントした。

 亜大から14年にドラフト3位で入団し、9年目の今季は自己最多となる93試合に出場。勝負強い打撃、強気のリードで投手陣を引っ張った。球団は複数年契約を提示しているとみられる中、この日の表明を受けて、これまで調査を進めていたソフトバンクが“ラブコール”を送った。

 ソフトバンクの球団首脳は「興味を持って調査を続けている。捕手は補強ポイントの一つに合致する」と話し、11日の交渉解禁後すぐ、獲得に乗り出す構え。今後、条件面の最終調整を進めるもようだが、3年以上の長期契約を準備しているとみられる。

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