日本ハム新球場「エスコンフィールド」お披露目 ダルと大谷の壁面アートも完成
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日本ハムは3日、来季から使用する北海道北広島市の新球場「エスコンフィールド」をメディア公開した。
青々とした天然芝が広がる。担当した大林組自然環境技術研究部の十河潔司主席技師は「寒冷地、屋根付きという国内でだれも経験したことのない試み」と言う。千歳市の畑で育成した芝を、10月初旬に内外野に張った。
日中は屋根を開いて日光を当て、夜間は植物育成用のLEDを当てる作業で厚さ4センチまで根付いた。今後の課題は越冬。氷点下25度まで下がるといい「そこをクリアしたい」。
左翼スタンドに位置する「TOWER11」には縦5・5メートル、横7メートルのダルビッシュ有投手、大谷翔平投手の壁面アートも完成した。全体の95%が完成。内装部分を仕上げて、開幕戦を迎える。