加藤豪将が日本ハム入団会見 新庄監督の横で「夢のよう」背番号は3 異例秋季Cから参加へ

 加藤豪将(右)の背番号3を披露する新庄監督(撮影・佐藤厚)
 ビッグボスポーズで笑顔を見せる加藤豪将(右)と新庄監督(撮影・佐藤厚)
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 日本ハムにドラフト3位で指名された加藤豪将内野手(28)が4日、都内で入団会見を行った。この日、契約を締結。契約金、年俸を合わせて1億円(金額は推定)で、背番号は3に決定。米国出身で、13年に現地のドラフトでヤンキース入りし、今季はブルージェイズで初のメジャー昇格も果たした逆輸入選手。会見には新庄剛志監督も同席した。日本野球機構(NPB)の許可を得て、ドラフト選手としては異例となる秋季キャンプから参加する。

 「夢のようで信じられないです。新庄監督の隣で話しているのは本当に夢のよう」と語り、「名字も加藤なんですけど、アメリカ生まれアメリカ育ち。JRにも乗ったことのない外人です」と、自己紹介。「スキル的にはどこまで通用するか誰も想像できないと思うんですけど、マイナーで取り組んだメンタル、気持ち、自信、そういうところは鍛えられている。それはどのスポーツでもどの国でも通用すると思うので、それを生かした選手になりたい」と、力を込めた。

 新庄監督は「80%が英語で20%が日本語っていってるけど、俺よりうまくしゃべる」と笑いつつ、「僕もアメリカでマイナーリーグの経験をしましたけど、移動距離とかハングリー生活のかたまり。10年間マイナーリーグを経験してきた加藤君はすごい。セカンドで5、6番くらいに入ってくれたら強いチームになる。まずはチャンスに強いか強くないか。ストライクゾーンが全然違うから、まずはキャンプでインプットしてほしい」と、期待を込めた。

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