日本ハム・加藤豪将【一問一答】希望は「4番キャッチャーで」見事なボケに新庄監督も爆笑
日本ハムにドラフト3位で指名された加藤豪将内野手(28)が4日、都内で入団会見を行った。契約金、年俸を合わせて1億円(金額は推定)で契約を締結。背番号は「3」に決まった。米国出身で、13年にドラフト2巡目でヤンキース入りし、今季はブルージェイズで初のメジャー昇格も果たした逆輸入選手。会見には新庄剛志監督も同席した。以下一問一答。
「北海道日本ハムファイターズの加藤豪将です。夢のようで信じられないです。ドラフトされたときに東京ドームで記者会見して、新庄監督の隣りで話しているのは本当に夢のようです。このように見えて名字も加藤なんですけど、アメリカ生まれアメリカ育ちの、JRにも乗ったことのない外人です」
-指名されたときの思いは。
「アメリカにいたので、ドラフトが多分夜中の1時か2時。寝ていました」
-メジャーリーガーになって初安打も記録した。日本野球との違いは。
「全然違うスポーツだと思っているので、1から勉強していくのが本当に楽しみです。ボールもストライクゾーンもベースのサイズも違う、塁間も違う。いろんなことが違うので別なスポーツと考えています。メジャーと日本の違いではなく、1からスタートする考えなのでいろんなことを勉強するのが楽しみです」
-意気込みを。
「エスコンフィールド、新球場なので、新球場ということは世界一のフィールドなので、世界一のフィールドで世界一になりたいです」
新庄監督「どこ守りたい?」
「4番キャッチャーで」
新庄監督「こういうボケも言えるからね(笑い)」
-新庄監督が8月くらいから加藤選手の話をしていた。それは知っていたか。
「ちょっとは聞いていたんですけど、やっぱり太平洋の反対側のニュースは自分のところにきていなかった。ドラフトされた時は多分わかると思うんですけど、びっくりしました。何も話がなくて…。しちゃ駄目だったので…。メッツだったので。指名していただいたのはすごくびっくりでした」
-来日したのはいつか。
「日にちがもう全然わからないんですけど、2日前ですね。木曜日にリリースをいただいて、メッツから。そこから、そのときにはもう自分では、交渉する前から日本に行きたいと思っていた。できるだけ早く来たいということをファイターズにも言ったし、あと代理人にも言って。空港に行く途中に代理人と会ってサインして、飛行機に乗りました。ギリギリでした」
-アピールポイントは。
「スキル的に分かんないので、マイナーで鍛えられたこと。根性だったりメンタル、考える力。ユーティリティーをずっとやっていたので。ユーティリティーっていうのは、結構みんな、いろんなポジションでプレーするってことが頭の中に入っていると思うんですけど、それだけではなく、打順だったり、ロースターの1番目の選手から26番目の選手だったり、みんな違う役割があるので。自分はもう全部経験しているので。もう怖いものはないので、そういうところもアピールポイントになると思います」