DeNA・三浦監督 “2年目のジンクス”無縁の牧を信頼「しっかりとやっていた」
「侍ジャパン強化試合、日本-日本ハム」(5日、東京ドーム)
「3番・一塁」でスタメン出場したDeNA・牧秀悟内野手(24)が、“栗山ジャパン第1号”を放った。
先制直後の初回1死、1ボールから日本ハムの先発・上沢からカットボールを左中間へ運び、ソロ本塁打を放った。ベンチ前では恒例となっているポーズ“デスターシャ”を日の丸を背負って決めた。
この日、チームは秋季トレーニング本期間。午前中、代表取材に応じたDeNA・三浦大輔監督が牧について語っていた。牧は4日の練習で、今季一度も守らなかった一塁の守備を練習。指揮官は「去年やっていましたからね」と不安な様子はなかった。
また“2年目のジンクス”という言葉がある中、打率は昨年の・314を下回り・291だったが、本塁打は22から24。打点は71から87と昨年を上回った。そんな牧を三浦監督は「大丈夫だと思ってみていました。そんな言葉に惑わされることなく、自分を見失わずにしっかりとやっていましたし、うん。そういう心配した目では見ていなかったです」と話した。
今季は出場した全試合「4番・二塁」を牧に任せた。「牧はできると思って任せていましたし、しっかりとやってくれていましたから」と番長。チームからは今永と牧が代表に選出され「本当に代表して頑張ってくれればと思います。応援しています」。まずは牧が横須賀からの期待の声に、応えた形となった。