NPBが現役ドラフトの規定を発表 12月9日に実施 外国人選手、複数年契約選手などが除外対象に
日本野球機構(NPB)は7日、出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」の規定を発表した。今年の現役ドラフトは12月9日に開催される。
主なルールは以下の通り。
◆対象選手数 保留選手名簿に記載された選手から、各球団が任意で2名以上を選択。
◆除外選手
①外国人選手
②複数年契約選手
③年俸5000万円以上の選手。1名に限り、年俸5000万円以上1億円未満の選手を対象にできる
④過去にFA権を行使したことがある選手
⑤FA資格選手
⑥育成選手
⑦前年の日本シリーズ終了後にトレードなどで獲得した選手
⑧シーズン終了後に育成から支配下契約に切り替えられた選手
◆暫定指名順位 各球団は他球団の対象選手リストから獲得希望選手1名を選択。所属選手の獲得希望球団数が多かった順番に暫定指名順位を決定する。
◆本指名 各球団は1巡目で他球団から必ず1名を指名し、自球団選手から少なくとも1名を指名されなければならない。指名は2巡目まで。
◆秘密保持
各球団は対象選手リストの内容を第三者に一切開示しない。