日本ハム ユニ泥まみれ守備だけ練習 新庄監督「これがあとにつながってくる」 上川畑「体バキバキ」

 ノックを受ける上川畑
 守備漬けの練習を終えて泥だらけになった梅林
 ブルペンで投球練習した鈴木
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 「日本ハム秋季キャンプ」(8日、国頭)

 キャンプ2日目を迎えたこの日は“ディフェンスデー”として開催。ウオーミングアップ、キャッチボールを終えた後、10時から投内連係、10時40分からシートノック。ランチを挟んで12時過ぎから内外野ノック。3時間を越えるノック漬けの一日となった。

 新庄監督は「守備プラスバッティング強化。下半身の強化。これがあとにつながってくるから。あとは球際の強化。いざボールを取るというときに集中をしてもらって何とか取る。その訓練」とノック三昧の意図を明かす。

 ノック終了後、その場に座り込む選手も多いほどのハードな練習。梅林は顔が土で汚れ、胸のマークが見えないほど泥まみれだった。

 西武から移籍した山田は誰よりも声を出して鼓舞。「ライオンズのときもこんなのはなかったので。メニューを見たときにどうやるんだろうと。1日守備ってと。1日できんのかなと思ったけど、きっちりやりましたね」と苦笑い。「かなり鍛えられるんじゃないかという風に思います」と話した。

 今季遊撃のレギュラーとして定着した上川畑は、アマチュア時代も含めて「守備だけ(の練習日)はないですね。ないです」と明かし、「ハードでした。体は結構バキバキ」と話していた。

 今季の失策数は12球団ワーストタイの86。「日本一しか目指さない」と新庄監督が言う来季へ、課題克服に努める。

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