オリックス・吉田正、2週間以内にポスティングか 米記者「来季はMLBの可能性高い」
ポスティングシステムを使ってメジャーリーグ挑戦の希望を表明しているオリックスの吉田正尚外野手(29)が2週間以内にポスティングの申請を行う、と8日(日本時間9日)、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が自身のツイッターで伝えた。
同記者は情報筋の話として「NPB首位打者2回のマサタカ・ヨシダが2週間以内にオリックス・バファローズによりポスティングされるようだ。まだ詳細を詰めている段階だが、左翼手のヨシダが来シーズンはMLBでプレーする可能性が高まりつつある」と記した。
20、21年首位打者の吉田は今季、3年連続のタイトル獲得こそならなかったが、打率・335、21本塁打、88打点の好成績をマークし、2年連続リーグ制覇の立役者になった。日本シリーズでも第5戦でサヨナラ弾を含む2本塁打を放ち、優秀選手に選出されるなど、26年ぶりの日本一に貢献した。
20年オフの契約更改で、将来的なメジャー挑戦を視野に入れていることを球団に伝えている吉田は2日に取材に応じ、メジャー挑戦の希望を公表。近日中に球団と話し合うことが予想されている。
吉田に関してはレッドソックスが調査していることが判明しているほか、同記者は「ヤンキースが獲得を目指す可能性がある」ともツイート。レンジャーズなど複数球団が興味を持っているとみられる。