「何でクビに?」高木豊氏 トライアウトで見た「まだやれる」戦力外11選手 G勝俣ら
元DeNAで野球評論家・高木豊氏が、9日までにYouTubeチャンネルを更新。8日に行われたトライアウトで目立った選手を挙げた。
49選手が参加したトライアウト。高木氏は「まだやれる」という投手5人、野手6人の計11選手の名前を挙げた。
高木氏は「まずは広島の菊池保則。落ち着いているし、テクニックもある感じ。まだ33歳。コントロールも安定しているし、ボールもきてた。何でクビになったんだろうと思った」と称賛。
続いて、「あと中日の佐藤優も、全然いけるね。使い所を考えると、全然いけそう。中日って優秀なピッチャー多いからはじかれるんだろうね。ボールに角度もあるし、コントロールもそこそこいい。中継ぎとか、はまるチームがあればぜひぜひ」と推した。
投手では他に、阪神・守屋、楽天・福井と釜田の名前を挙げ、それぞれの良さを口にした。
野手では最初に名前を挙げたのは巨人・勝俣。「振る力がある。この選手は何とかなるな、と直感で感じた。まだ25歳。教え方によれば全然いける。あと一年、チャンスをあげてくれ」と野手出身の球界OBとして熱望。実績豊富な広島・安部については「絶対に使える。ベンチに置いとけば、代打、代走でも使える。ちょっと守備の面では守備固めといかなくても、誰かの代わりはなる。それくらいの実力がある。サードもできるし、おそらくセカンドもできる。内外野できると思うので、重宝すると思う」とうなずいた。
野手では他にヤクルト・中山、ソフトバンク・真砂、DeNA・宮本、中日・三ツ俣の名前を挙げ、良さについて解説した。
高木氏は「あとは球団待ち。彼らはプライドを捨てて見てもらおうと。やる気を見せることはすごく大事だったと思う」と、全選手の姿勢も評価していた。