楽天・石井一久ＧＭ兼監督（４９）は９日、海外ＦＡ権を行使せず、来季もチームに残留することになった田中将大投手について「みんなにとっても心強いですし、チームにとっても安定することにつながるのかなと思います」と語った。

　今季は田中将含め、浅村栄斗内野手、辛島航投手といった経験豊富な選手がＦＡ権を取得する中で、そろって残留を決断。「みんな目標を成し遂げたいという気持ちでやってくれて、形にしてあげたいなと思いますし、形にしてほしいと思う」と指揮官。

　続けて「ファンの方にも、そういった光景をお見せしたくてチームは毎年スタートするので、来季こそはってところだと思います」と語った。

　ドラフトを含めた期待の新戦力も加わる中で、経験豊富な選手もチームに残った。来季１０年ぶりのリーグ優勝、日本一へ戦力を整えていく。