新庄監督 FA宣言の近藤へ「納得いくまで悩んで」残留熱望も心情理解「待つだけですね」
「日本ハム秋季キャンプ」(9日、国頭)
日本ハム・新庄剛志監督が9日、海外FA権の行使を表明した近藤健介外野手について言及。「納得いくまで悩んで」と思いを伝え、「待つだけですね」と語った。
新庄監督はFAについて「それはもう俺もした人間だから。自分の人生は自分で決めるものだし、納得いくまで悩んで」と近藤の気持ちを理解。「結果ファイターズで一緒にプレーできるのであれば一緒にやっていきたいし、よそに行っても一緒に今年ユニホームを着た仲間なんで一生仲間ですよ。どこのチームもレギュラーの選手がFAで出て行くときは同じ気持ちだからね。俺と。でも本人だけの問題じゃないですからね、これは。家族の問題でもあるしね」とうなずいた。
近藤に関しては現在、オリックス、ソフトバンク、西武が獲得に興味を示しており、日本ハム残留も含め、ロッテ参戦で5球団の争奪戦の可能性が浮上。「北海道のファイターズファン、野球ファンのみんなはね、近藤君とまた一緒にエスコンフィールドで戦いたいとは思ってるし、願っているし、お願いしますっていうね。それだけ愛されている選手。俺は何十年もいなかったから分からないんだけど、それだけ愛されている選手の一人なんだなってつくづく思いますね」などと語った。