新庄監督 「俺が子供だったら近くで見たい」 新球場の野球規則違反問題に初言及

 “ビッグボスステージ”から練習を見守る新庄監督
 敬礼ポーズで球場入りする新庄監督
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 日本ハム・新庄剛志監督は9日、北海道北広島市に建設中の新球場「エスコンフィールド北海道」が公認野球規則に定める規定を満たしていないとプロ野球実行委員会で指摘を受けた問題について、「今、球団の方たちがね、懸命に対応している状況であって。ただ一つ言えるのは、ファイターズファン、野球ファン、エスコンフィールドに初めて見に来てくれるファンの方たちが一番喜ばれる、そういうふうな気持ちで造った球場っていうのは分かってほしいなと」と語った。

 降って湧いた新球場の野球規則違反問題に、新庄監督が自ら口を開いた。

 囲み取材の最後に「あとは、なんとか問題。なんとなく聞いた」と切り出し、より臨場感があるスタジアムの建設を目指してきた関係者の思いに触れた後、「俺が子供だったら近くで見たいですよ。うん。近くで見せたいという気持ちがあの造りになったわけであって。まあ、あとは球団が対応しているので」と続けた。

 公認野球規則2・01では「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288メートル)以上を必要とする」と明記されている。だがエスコンフィールドはホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離は約15メートルしかなく、7日に行われたプロ野球実行委員会で指摘があり、今後の対応が注目されている。

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