ソフトバンク・大関 巨人との練習試合で3回1失点「今後につながる登板」
「練習試合、巨人-ソフトバンク」(13日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)
ソフトバンクは今季7勝を挙げた大関が先発。3回を投げて4安打1失点にまとめた。
初回はわずか6球で3者凡退も、二回に先頭の秋広にヒットを許したところからピンチを背負って1点を失った。
登板後には「左打者のインコースに投げきることと、カーブをテーマにしていた。いいボールと悪いボールがはっきりしたけど、今後につながる登板だった」と振り返った。
今季は開幕ローテ入りしてプロ初勝利をマーク。その後も2完封など活躍してオールスターにも選ばれ、第1戦先発を果たした。8月上旬に左精巣がんの疑いから摘出手術を受けたが、シーズン終盤には一軍に復帰。まさに伸び盛りの左腕だ。
特にカーブは「これまでも持ち球だったけど、年に2、3球しか投げていなかった。今日は10球くらい投げた。長い回を投げるため。真っすぐが武器なので、それを活かせるように」と収穫を得ていたようだった。